まず始めに・・・・・ 家造りで本当に大切な事とは?
あなたにとって『 いごごち 』のよい家って、どのような家ですか?
外見が斬新でかっこいい家。表面的に綺麗に見えている家。便利な最新の設備が整っている家。
確かに、これらもとっても大切な事柄だと思います。
ただそれだけで、本当に良い家って言えるのでしょうか?
私どもが家の役割で重要と考えていること。
それは建てた家よりも、その中での幸せな暮らしを実現することだと思っています。
ところで幸せの大きな条件に『 健康に暮らせる事 』は欠かせませんよね。
ご家族みんなの健康。大切な想いですよね。
実は、健康に暮らすために最もたいせつな事の一つは、綺麗な空気の中で生活することなのです。
空気は、人間や動物が生きていく上で、なくてはならないものです。でも目には見えないため、ふだんはあまり重要なものとは考えません。
ここで、ちょっと空気のことについて、考えてみませんか?
人間が生きて行く上で必要なものは何でしょう?
まず、飲み水が必要ですね。つぎに、食べ物も必要ですね。もちろん空気も必要です。
それでは皆さん、「 飲み水や食品、それと空気との大きな違いは何でしょう?」
水や食品は「 水が汚れていれば、飲まない。」
「 食品が腐っていれば、食べない。」というふうに自分で選ぶことができます。
でも、「 空気は、汚い、あるいは臭いから吸わない。」ということができますか?
空気は、飲み水や食品と違って勝手に選ぶことができないのです。
実際、今住んでいる、あるいはこれから住もうとしている家の建て方で、あなたが吸う空気の質が決定してしまいます。
しかし誠に残念な事実があります。
それは現代の多くの新築住宅は、高気密住宅という方法を採用してしまっている事です。
それだけでなく、あえて意識しなくても、高気密住宅になってしまっていることが最大の問題なのです。
人間一人に一日にドラム缶15本分の新鮮な空気が必要なのです。
そのために気密住宅では、夏でも、冬でも24時間、回りっぱなしの換気扇が取り付けられています。でも、もし誤って換気扇を止めてしまったら・・・
よしんば、作動していても、大抵の家の24時間換気扇は目図まりを起こしているのです。それもそのはずですよね。家の空気が全てそこを通るのですから・・・
水や食べ物は一日無くても死ぬ事はありません。でも呼吸は5分も止まれば・・・
なぜ最近新築された方々にシックハウスを訴える人が増えているのでしょうか?
知人 『 今の新しい家ってムシムシするんやけど 』
私 『 ああ、昔の家に比べて気密性が高くなってるから、
湿気がどうしてもこもり易いんだよね 』
知人 『 24時間の換気扇がついているけど消しいるからかな? 』
私 『 あ、それ消してはだめだよ。気密性が高い分、呼吸や調理で汚れた空気 がたまる一方なので、換気扇の取り付けが義務づけられているんだ。
だから・・・』
私が、この大きな矛盾に気がついた瞬間の話です。
そうなのです。みなさん気密された新しい家の使い方を知らずに、換気扇を消してしまう、あるいは目図まりで換気能力が低下しているのです。
見えない空気の質的なことよりも、換気扇を作動させ、冬は寒い外気が入ってくる事や、夏は逆に、暑気が入ってくる事を敬遠するのです。
換気扇が機能しない気密住宅では、二酸化炭素の増加や湿気が堆積し、結露や、カビ、ダニの発生が多発します。最近の新築住宅が以外に臭うのはこの為です。
また換気扇を作動させても、そう上手く家中の空気が入れ替わるのでしょうか?私には疑問が残ります。
また、身の回りのすべての物からでる、化学物質等々によって気密化された室内の空気は、確実に汚染されていきます。
シックハウスの大きな原因である、建材に含まれるホルムアルデヒド。
F4スター(最も微量の基準値をクリアした建材)の材料を使っても、化学物質はゼロではありません。
微量ですが出続けます。換気不足で、ホルマリンが室内に堆積し続けたら・・・
どうなるかお解りいただけると思います。
この事こそが、法律で、いくら建材に厳しい基準を設けても、また換気扇の取り付けを義務付けても室内空気の汚染問題が発生し続けている原因そのものなのです。
私どもは家づくりに、携わる者として、決してそういう家は作りたくはありません。
もしよければ、この続きのお話をあなたと。あなたのご家族の為に・・
